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胃炎や十二指腸潰瘍の治療に有効な胃腸薬

胃炎には、急性と慢性があり同じ胃粘膜の炎症ですが、病状が大きく異なります。
急性胃炎の原因は、過食や香辛料の多量摂取、飲酒、鎮痛剤やステロイドなどの薬物、放射線治療、ストレスも含めると多種多様にあり特定が難しく、サルモネラ菌やボツリヌス菌などの感染症による発症リスクもあります。
食中毒が原因の場合は発熱や下痢を伴います。
急性胃炎は、鳩尾周辺に突き刺す様な激痛が走りますが、2~3日胃腸薬を服用する事で病状が改善しますが、医療機関での治療が必要なケースもあります。
又、急性胃炎は、ピロリ菌が原因でも発症します。
慢性胃炎の原因は、偏食や睡眠不足、過度のストレス、多量の飲酒、喫煙、ホルモンバランスの乱れなどの外的要因が考えられていましたが、現在では大半がピロリ菌で発症するとされ、肝硬変や腎不全などの重篤な栄養代謝障害や血液循環障害でも発症するケースや自己免疫性疾患でも発症するケースもあります。
慢性胃炎の薬物治療は、急性胃炎と同様に胃に効くネキシウムのような胃酸分泌抑制薬や胃粘膜保護薬など胃の運動機能改善する胃腸薬が処方されています。
又、十二指腸潰瘍患者の約95%が、ピロリ菌が原因で発症しているとされています。
十二指腸は、指12本分を並べた長さの胃と小腸をつなぐ消化管であり、胆汁や膵液などにより消化し小腸の空腸へ消化物を送る役割を担っています。
十二指腸は、球部と下行部、水平部に分類されており、十二指腸潰瘍は胃酸の影響を受け易い球部に出来易い傾向があり、10歳代~高齢者まで世代を問わず発症しますが、30歳代~40歳代の発症率が高くなっています。
十二指腸潰瘍の治療は、潰瘍の部分に出血がある場合には薬剤やクリップ、レーザーなどの止血治療が行われますが、H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬、抗コリン薬、プロスタグランジン製剤、防御因子増強薬などの胃腸薬が投与されています。